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ユニカミラス大学入試対策|IRT-3攻略・面接対策・合格戦略
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UNICAMILLUS|ADMISSION STRATEGY
ユニカミラス大学(Saint Camillus International University of Health Sciences)に合格するための入試対策をまとめました。Non-EU枠は筆記が適性検査、合否の大半を面接が占めるという特殊な構造です。対策の重心をどこに置くべきかを解説します。
この記事で分かること
- ユニカミラス大学入試対策の特徴
- UniCamillus入試の試験概要
- 合格するために必要な能力
- 筆記試験(IRT-3)の対策
- 面接試験の対策
- 合格までの勉強スケジュール
- mirunoteの対策サポート
本記事の信頼性

mirunote共同代表・個別指導塾長。当サイトでは、イタリア医学部入試の情報や点数の上げ方・ノウハウを発信しています。プロフィールはこちら。
ユニカミラス大学は、ローマにある医療系専門の私立大学です。国際保健を掲げ、世界各国から学生を受け入れています。
この大学の入試対策には、他のイタリア医学部と根本的に異なる前提があります。
Non-EU枠の筆記試験には、生物・化学・物理・数学の問題が一切出題されません。出題されるのはIRT-3という適性検査で、言語推論・数的推論・抽象推論の3セクションのみです。
では理科はどこで問われるのか。面接です。そしてその面接の配点は、筆記試験を上回ります。
この構造を知らないまま、他大学と同じように理科の暗記を中心に準備を進めてしまうと、筆記でも面接でも力を発揮できないという事態になりかねません。
この記事では、筆記と面接それぞれに何が必要かを分解し、対策の進め方を解説します。
大学そのものについて知りたい方へ
教育内容、学費、キャンパス、学生生活といった大学そのものの情報は、大学完全ガイドにまとめています。
ユニカミラス大学入試対策の特徴
【最重要】EU枠とNon-EU枠では、入試内容がまったく異なります。インターネット上には両者を混同した情報が多く流通しています。日本から出願する多くの方はNon-EU枠に該当します。本記事はNon-EU枠を前提に解説しています。
① 筆記試験に理科が出ない
Non-EU枠の筆記試験はIRT-3という適性検査です。測るのは語彙・数的処理・抽象的論理であり、知識を問う試験ではありません。
つまり、理科の参考書を読み込んでも筆記の点数は上がりません。筆記対策と理科対策は、完全に別のものとして設計する必要があります。
② 合否の大半を面接が占める
筆記より面接のほうが配点が大きく、入試全体の6割近くを面接が占めます。さらに同点の場合も、面接の得点が高い受験生が上位になります。
配点でも同点判定でも面接が決め手という構造です。面接対策を後回しにする戦略は、この試験では成立しません。
③ 公表されている情報が少ない
Non-EU枠の募集要項には、筆記の制限時間も、採点の細目も、面接の評価基準も所要時間も記載がありません。過去問も公開されていません。
手がかりが乏しいぶん、形式に慣れておくこと自体の価値が高い入試だといえます。
UniCamillus入試の試験概要
試験形式・問題数・配点・EU枠との違いといった試験そのものの詳細は、別ページで解説しています。
UniCamillus入試の試験形式を確認する
IRT-3の3セクションの内訳、筆記と面接の配点、EU枠とNon-EU枠の違い、公式に非公表とされている項目は、以下のページにまとめています。
合格するために必要な能力
| 試験 | 分野 | 求められる能力 |
|---|---|---|
| 筆記(IRT-3) | Verbal Reasoning | 基礎的な英語語彙、文の理解、言葉を使った推論、類推 |
| 筆記(IRT-3) | Numerical Reasoning | 基本的な計算の速さ、割合と比、数列の規則性、データ解釈 |
| 筆記(IRT-3) | Abstract Reasoning | 図形の規則性の発見、回転や鏡像の把握、記号規則の適用 |
| 面接 | 理科・数学 | 高校卒業程度の内容を、英語で口頭で説明する力 |
| 面接 | 一般教養 | 医療と社会に関する基本的な理解、自分の考えを述べる力 |
「知識」ではなく「運用」が問われる
この入試の全体像を一言でまとめると、知識を持っているかではなく、知識をその場で使えるかを測る試験です。
筆記は知識をまったく使わない適性検査。面接は、知識を英語で口頭で説明する場。どちらも「覚えている」だけでは通用しません。
日本の受験生が慣れている「参考書を読んで問題を解く」という学習だけでは対応しきれない点を、早い段階で認識しておいてください。
筆記試験(IRT-3)の対策
IRT-3は適性検査であるため、暗記による対策ができません。出題形式に慣れて処理速度を上げることが対策のすべてです。
Verbal Reasoning(言語推論)の対策
出題されやすい形式
- 英単語の意味、類義語と対義語
- 文脈からの語義判断
- 短い英文の要旨把握と情報抽出
- 与えられた文から論理的に導ける結論の判断
- 語と語の関係を把握する類推(アナロジー)
勉強方法
基礎的な英語語彙力が土台になります。医学の専門用語ではなく、一般的な語彙の幅と正確さが問われます。
英語の資格試験の語彙問題や、短文の読解問題を素材として使うのが有効です。
注意点
難解な単語を覚えることより、基本語の複数の意味を正確に押さえるほうが効果的です。
Numerical Reasoning(数的推論)の対策
出題されやすい形式
- 四則演算、分数と小数、概算
- 割合、百分率、比例配分、増減率
- 数列の規則性
- 表やグラフからの数値の読み取りと計算
- 速さ・時間・距離、濃度などの文章題
勉強方法
高度な数学は必要ありません。基本的な数量感覚と計算の速さが問われます。
暗算力と概算の精度を上げると、処理速度が大きく改善します。
注意点
数学が得意でも、この形式に慣れていないと時間が足りません。「解ける」ことと「速く解ける」ことは別だと考えてください。
Abstract Reasoning(抽象推論)の対策
出題されやすい形式
- 並んだ図形の変化の規則を見つけ、次を選ぶ問題
- 縦横のマス目の規則を読み取り、空欄を埋める問題
- 図形の回転、反転、鏡像、重ね合わせ
- 共通規則によるグループ分け、仲間はずれの発見
- 記号や符号で表された規則の適用
勉強方法
3セクションのなかで、最も初見での消耗が大きい分野です。知識をまったく使わないぶん、慣れていないと1問に何分もかかってしまいます。
逆に言えば、形式に慣れるだけで大きく改善します。対策の優先度は高く設定してください。
注意点
「センスの問題」と考えて諦めてしまう受験生がいますが、パターンの種類は限られています。一定量をこなせば、規則の見つけ方は身につきます。
面接試験の対策
配点で見れば、面接こそがこの入試の本番です。にもかかわらず、対策が最も手薄になりがちな部分でもあります。
公式に示されている評価範囲
募集要項に記載されているのは、面接で一般教養、および生物・化学・物理・数学の知識が評価されるという点です。
※ 面接の所要時間、評価基準の内訳、具体的な質問例はいずれも公式に公表されていません。インターネット上の体験談は公式の裏づけがない点にご留意ください。mirunoteでは推測に基づく断定的な情報の掲載を行っていません。
① 理科・数学を英語で説明できるようにする
筆記で出題されない理科・数学は、ここで問われます。数学にいたっては、面接でしか登場しません。
求められるのは高校卒業程度の内容です。難問を解く力ではなく、基本的な概念を英語で簡潔に説明できるかどうかが問われます。
| 分野 | 説明できるようにしておきたい内容の例 |
|---|---|
| Biology | 細胞の構造と機能、DNAの複製とタンパク質合成、遺伝の仕組み、光合成と呼吸、ヒトの器官系のはたらき |
| Chemistry | 原子の構造と周期表、化学結合の種類、モルの概念、酸と塩基とpH、酸化還元 |
| Physics | 運動の法則、仕事とエネルギー、圧力と浮力、熱と温度の違い、オームの法則と電気回路 |
| Mathematics | 方程式と関数、グラフの意味、確率の基本的な考え方 |
② 英語で「話す」練習をする
知識があっても、英語で口頭で説明する練習をしていなければ本番で言葉が出ません。読む・書くと、話すはまったく別の能力です。
対策としては、上記のような基本概念について30秒から1分で説明する練習が有効です。結論から述べ、必要な補足を加えるという順序を意識してください。
③ 実際に録画して客観的に確認する
面接対策で最も効果があるのは、自分の回答を録画・録音して見直すことです。
沈黙の長さ、話す速度、目線、結論から述べられているか。これらは録画して初めて自覚できます。頭のなかで組み立てているつもりでも、実際に声に出すと想像以上に言葉が出てこないものです。
④ オンライン面接の環境に慣れる
面接はオンラインで実施されます。対面とは緊張の質が異なり、カメラ越しでは相手の反応も読み取りにくくなります。
本番前に、カメラの前で英語を話す状況そのものに慣れておくことをおすすめします。
※ 面接では知識確認だけでなく、志望理由や医師を目指す動機についても準備しておくことをおすすめします。ただしこれらが公式の評価項目として明示されているわけではありません。
合格までの勉強スケジュール
この入試では、筆記対策と面接対策を並行して進める必要があります。筆記から面接までの期間が短く、筆記が終わってから面接対策を始めるのでは間に合わないためです。
6か月前|基礎固めの時期
- IRT-3の3セクションの出題形式を一通り経験する
- 英語の基礎語彙を強化する(言語推論の土台)
- 理科4科目と数学を高校卒業程度で一通り確認する
- 基本的な理科の概念を英語の用語で押さえ始める
3か月前|演習と英語化の時期
- IRT-3の演習量を増やし、時間を計り始める
- 抽象推論のパターンを重点的に練習する
- 理科の基本概念を英語で説明する練習を始める
- 想定質問に対する回答を組み立ててみる
この時期から英語で声に出す練習を始めておくことが重要です。直前に始めても、話せるようにはなりません。
1か月前|実戦演習の時期
- IRT-3を通しの形式で演習する
- 想定質問への回答を実際に録画・録音し、改善点を確認する
- オンライン環境(カメラ、マイク、通信)を整え、動作を確認する
- 志望理由や医師を目指す動機を言語化しておく
※ 筆記試験と口述試験の実施期間は数日から2週間程度しか空きません。筆記の直後から面接という日程になるため、面接対策は必ず筆記と並行して進めてください。
よくある質問
Non-EU枠では出ません。筆記はIRT-3という適性検査で、言語推論・数的推論・抽象推論の3セクションのみです。
理科と数学は面接のなかで問われます。
それはEU枠の情報です。Non-EU枠の入試とはまったく別の試験です。
日本から出願する多くの方はNon-EU枠に該当するため、情報を参照する際はどちらの枠のものかを必ず確認してください。
公式に示されているのは「一般教養、および生物・化学・物理・数学の知識が評価される」という範囲のみで、具体的な質問例は公表されていません。
評価基準の内訳や所要時間も非公表です。推測に基づく情報をお伝えすることは避けています。
暗記による対策ができない適性検査のため、出題形式に慣れて処理速度を上げることが対策のすべてです。
とくに抽象推論は初見での消耗が大きい一方、慣れるだけで大きく改善します。優先度を高く設定してください。
筆記対策と並行して、早い段階から始めてください。
筆記試験から口述試験までは数日から2週間程度しか空きません。筆記が終わってから始めるのでは間に合いません。
成績が無効になります。募集要項に「筆記と口述の両方を受験しなければ有効な成績とならない」と明記されています。
mirunoteのユニカミラス大学対策サポート
ユニカミラス大学の入試は、筆記が適性検査、合否の大半が面接という特殊な構造です。公表されている情報も少なく、独学では準備の手がかりが乏しいのが実情です。
mirunoteでは、本番と同じ構成の筆記試験対策に加えて、口述試験を想定した面接対策もご用意しています。想定質問への回答をご自身で録画・録音して提出いただき、回答内容と話し方の両面から改善点を確認できます。個別指導では、英語での説明の組み立て方から指導します。
本番形式で実践力を確認するには、模試の活用が有効です。どのような問題が、どの範囲から、どういう基準で出題されるのかはユニカミラス大学模試とは?試験科目・出題範囲・出題基準にまとめています。
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